東京大学フットサル部とのコラボイベントを開催しました
8月6日、台東リバーサイドスポーツセンターにて、小学生を対象に『東大生とサッカーから学ぼう2023』を開催いたしました。
Hanaspoサッカー教室では、「サッカーは頭が良くなる」教材であると考えております。
本イベントは、東京大学フットサル部のメンバーとともに、その理由について深掘りしつつ、子どもたちに楽しく学びある時間を作ることを目的として、開催いたしました。
最初は、はじめましてのお友達や東大生に、少し緊張した面持ちの子どもたちでしたが、一緒にボールを追い掛けるうちにすぐに打ち解け、いざ丸1日のイベントがスタートしました。
一つ目のテーマは「蹴る」を研究。『ボールを遠くに飛ばすには、どうしたらいいのか?』
屋内で、物理学として大事な要素を教わり、その内容を屋外コートに出て早速実験!意識的に蹴り分けをしてみたときに、ボールは遠くにとぶのか?回転の向きはどうなる?子どもたちは熱心にボールの動きを観察、研究し、自分の目で違いを確認、理解することが出来ていました。
二つ目のテーマは「戦術」。世界レベルのプレー映像を見て、選手の動きやスピードに圧倒されていた子どもたち。例えば、一瞬の出来事に見える「コーナーキック」では何が起きているのか?屋内でそのシーンの解説を学びました。
そのあとは、屋外で実際に、 東大生 のセットプレーを体感!東大生の動きをみて、シュートを阻止することが出来るか⁉︎
残念ながら完敗したチームから阻止出来たチームまでありました。
その経験をもとに、室内に移動して、今度は「オリジナル戦術を作ろう!」に挑戦。
攻撃と守備それぞれの選手とボールの動きを考えて、ロジックツリーという、プログラミングのようなフローチャートに戦術を書き込んでいきます。じっくり考えながら、煮詰まったときには東大生に相談に乗ってもらいながら、子どもたち一人ひとりがオリジナルの戦術を完成させることが出来ました。
ランチタイムや授業の合間には、東大生にインタビュータイムを設けて、勉強のこと、将来のこと、サッカーのことなどを、分かりやすく教えてもらいました。
最後の屋内授業の間に、コートには一瞬激しい雨が降っていたため、屋外に出てみると、空には大きな虹が!雨あがりで気温も下がったコートで、仲良くなった東大生たちと、長い1日の疲れを感じさせない歓声が響き渡る交流試合で、イベントの幕を閉じました。
子どもたちは、サッカーについて、夢中で頭をフル回転させた1日でした。内容としては立派な物理学やプロ並みの戦術講座でしたが、小学校高学年はもちろん、1年生でもすぐ実験をすることで体感として理解することができ、またやらされるのではなく夢中だからこそ、丸1日という長い時間でも子どもたちは楽しみきることが出来ました。
まさに「サッカーは頭が良くなる教材」を子どもたちが体感することが出来たイベントとなりました。